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Smap!


中央のビルは前に御紹介した代々木のNTTドコモのビルです。
新宿の南口は代々木方面に向かって開発が進んでいます。
左のビルは高島/TimesSquare。
右側はホテルもあるモール街。
東京都内でも新宿の南口は最も変貌した所ではないでしょうか。
その昔は、場外馬券場しかなかった所です。


ここはJRの新南口です。
南口から甲州街道を渡るとあります。
高島屋の玄関みたいな感じの駅です。
ここに謎のビルボード(野外看板)が。


もちろん、わたしだってSmapは知ってます。
しかし、10.14にSmapの何があるのでしょうか?
謎ですね。
わたしはコンサートだと思ったのですが、どうやらCD(アルバム)の発売日らしいです。
ターゲットを絞ったプロモーションですね。
こういう簡潔さは好きです。
しかし、わたしが眼を奪われているのはその事ではなくて絵柄の方です。
ハードエッジです、カラーフィールドです。
嘗(かつ)てのアメリカ現代美術です。
見事な引用、シュミレーションです。
(ひょっとすると、バーバラ・クルガーも引用しているのかもしれません。赤字に白抜きのSmapの文字が怪しい。消費社会の引用の引用で元通り?)
ま、パクリではないですね。
これをパクリと言ってしまうと野暮です。


このビルボードは新宿のものに比べるとかなり小振りです。
四谷三丁目の交差点にありました。
ビルの谷間のタバコ屋さんの上です。
最近のタバコ屋さんは、どこも自販機に埋もれてますね。
日本的な風景です。
その上に引用された現代美術。
何となくそぐわない気がします。
どう思いますか?


最後は、新宿南口のSmapのライトアップバージョン。
綺麗ですよ。
最近の大きなビルボードの一つの傾向として、フラットな看板に外側から光をあてるものがあります。
タバコの看板なんかに多いですね。
夜空に写真や絵が浮いている感じがして好きです。



Smapのビルボードは渋谷でも見ました。
多分、都内の各所にあると思います。
このパターンのバスを見たという証言もあります。
過去のデザインやアートを引用するのはかなり前から流行っていましたが、これは別格の出来ですね。
今年の看板大賞に決定です。




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