小嶋三樹展
KOJIMA Miki
小嶋三樹展の展示風景です。
上から、画廊入口から見た左壁面左側、左壁面右側と正面壁面、右壁面の展示風景です。
以上の14点で小嶋三樹展は構成されています 。
作品はすべて楮和紙にアーカイバル・ピグメントインク・プリント(顔料系高品位インクジェットプリント)です。
作品の詳細をご覧下さい。
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左壁面左側の作品です。
左からタイトル「Energy of existence (太素杳冥Taiso-Yohmei)-31」)でサイズM、「Tranquil and Profound Mystery (閑寂幽玄Kanjaku-Yugen)-62」)でサイズM、「Energy of existence (太素杳冥Taiso-Yohmei)-24」でサイズMです。
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左壁面右側の作品です。
左から「Tranquil and Profound Mystery (閑寂幽玄Kanjaku-Yugen)-63」でサイズM、「Energy of existence (太素杳冥Taiso-Yohmei)-30」でサイズLです。
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正面壁面の作品です。
左から「Energy of existence (太素杳冥Taiso-Yohmei)-29」でサイズL、「Energy of existence (太素杳冥Taiso-Yohmei)-28︎」でサイズL、「Tranquil and Profound Mystery (閑寂幽玄Kanjaku-Yugen)-61」でサイズMです。
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右壁面左の作品です。
左から「Energy of existence (太素杳冥Taiso-Yohmei)-3」でサイズL、「Energy of existence (太素杳冥Taiso-Yohmei)-27」でサイズM、「Energy of existence (太素杳冥Taiso-Yohmei)-32」でサイズLです。
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右壁面右の作品です。
左から「Tranquil and Profound Mystery (閑寂幽玄Kanjaku-Yugen)-64」でサイズM、「Energy of existence (太素杳冥Taiso-Yohmei)-26」でサイズM、「 Energy of existence (太素杳冥Taiso-Yohmei)-33」でサイズLです。
<作家コメント>
瀧や樹の内側から湧き出してくる光(=生命)と無心に向き合うと、人はそれぞれの心象風景に出逢い、時空間を超えた関わりを持つことができるようになる。
肉眼では感じられないくらいゆっくりと、しかし確実に人の何倍も生き続けている樹の生命力に今のかけがえの無い大切な時間を感じ、音を立て流れ続けている水にはむしろ、静止した時や静寂を感じる。
無常。すべてのものは過ぎ去り滅び行くものだから、その一瞬の生命(=光)は尊いのです。
本展の作品は小嶋三樹さんが主に巨樹と瀧をモチーフにして撮影したデジタル写真です。
ギャラリーで実作を見て驚くのは、モノクローム画面の膨大な情報量と、絵(銅版画、木炭画)のような表面のマチエールです。
これは写真なのか。
誰もがそんな驚きを覚え、画面に近づいてジックリと時間をかけて隅々に眼を凝らします。
写真の常識を覆すようなその描写は写真表現の奥深さを実感させられます。
しかもこれらの作品は特殊なカメラ、機材、アプリを使っているわけでもなく、その機能の縦横な使いこなしで制作されています。
4K、8Kという高解像度の為せる細密ではなく、フィルム時代の暗室技術をデジタルにアップデートした成果です。しかし情報時代に生きているとされるわたしたちが目にしている情報とは何なのでしょうか。
巨樹や瀧の恐ろしいほど細密な有様は、日頃スマートフォン、タブレットに溢れている情報のチープさを思い知らされます。
圧倒的とも言える密度の濃さと、そこから立ち上がる霊性および生命力。
それはわたしたちが忘れ去った、捨て去った原初の風景です。
水から生まれ、森で育った人類の記憶が詰まった風景です。
二次元のメディアでここまでの表現が可能とは・・・・。
それがわたしの正直な感想です。ご高覧よろしくお願い致します。
作品リスト1
作品リスト2
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小嶋三樹展
会期:2025年5月29日(木)〜6月15日(日)
開廊日:木・金・土・日
時間:12:00〜18:00
会場アクセスと展覧会スケジュール
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