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藍 画 廊


北村康世展
-呼吸-


北村康世展の展示風景です。
作品はインスタレーションで、画廊の左壁面から右壁面にかけて床に展示されています。
作品の中央(左壁面と正面壁面の間)に向かって撮影した画像です。





使用している素材は布とアルミダクトです。
布の間からニョキニョキと出ているのがアルミダクトです。
換気等に使う建築用材料です。





左壁面側から撮影した画像です。
作品は高さ約1mで幅は約5mに渡っての展示です。





今度は反対側、右壁面側からの撮影画像です。
展覧会のサブタイトルは、「呼吸」です。
「呼吸」とは、息を吸ったりはいたりすることですね。
通常自律神経が勝手にやっていることですが、この行為がないと人間は生存できません。
アルミのダクトを見ていると、タイトルの所為か、何となく人間の鼻や口を想像してしまいます。

次はアルミダクトのクローズアップです。





ダクト=チューブからの連想で、映画「未来世紀ブラジル」が頭に浮かんできました。
管理された近未来の恐怖を描いた映画ですが、縦横に張り巡らされたチューブがそれを象徴していました。
北村さんの作品はその逆で、無限に増殖するかのような発展性がそこにはあります。
「気」の増殖、とでも形容できるかもしれません。

布の部分にも近づいて見ましよう。





前回と同じように布が重ねられ、ラフに切り抜かれています。
色相も同じく赤系です。

アルミのダクトはスチールと違って質感に軽さがあります。
(質量も実際に軽いですね。)
結構な量の金属と布があるのにもかかわらず、作品全体に重さがないのはアルミの質感の所為です。
この軽さが、作品に拡がりを与え、作品世界の地上からの離陸を促していると感じました。

ご高覧よろしくお願いいたします。



会期


2003年5月5日(月)-10日(土)


11:30am-7:00pm(最終日6:00pm)



会場案内



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