瀧田亜子
TAKITA Ako


瀧田亜子展
の展示風景です。



各壁面の展示です。



入口から見て、左側の壁面です。



正面の壁面です。



右側の壁面です。



入口横の壁面です。

以上の4点が展示室の展示で、その他小展示室に1点の展示があります。
作品はすべて顔料、画仙紙、膠、アクリルメディウムを使用しています。
作品の詳細をご覧下さい。



左壁面の作品です。
タイトル「不可視な光(1) 」でサイズ1400×4200mmです。



作品の部分です。



正面の壁面です。
「君が袖振る」で1800×1890mmです。



右側壁面の作品です。
「不可視な光(2)」で1400×2100mmです。



作品の部分です。



入口横壁面の作品です。
「不可視な光(3)」で315×475mmです。

〈作家コメント〉
「コトバ」という詩の中で「不可視な光」という言葉と出会った。
「コトバ」という詩の一節を引用したい。
『生きる意味を奏でる調べ 文字はコトバの影 声はコトバの響 それは存在の深みを照射する 不可視な光』
(若松英輔詩集「見えない涙」の中の「コトバ」より)

瀧田さんの作品は複数の絵を組み合わせて制作されます。
具体的には、まず画仙紙に主に顔料を使用して一枚の絵を完成させます。
何枚かの絵の制作が終わると、それを細断して、また組み合わせて一点の作品に仕上げます。
絵自体は連続する三角形だけなので、コラージュではなく、不連続の異なる時間と空間の表現になります。

正面壁面の「君が袖振る」は和服がモチーフになっています。
その所為もあって、全体に和の雰囲気を全体に感じます。
それは瀧田さんが書道家でもあることも影響していると思います。
パターンを繰り返すミニマリズと日本の伝統的な文様が合体したような、個性的な絵画です。

和室の空間には装飾として、襖や屏風、欄間などがあります。
それらは時(季節)と場合によって、位置を変えたり、絵柄も変えたりします。
それは現代美術の形式であるインスタレーションに近い空間構成です。
瀧田さんの作品も、平面でありながら、空間性があり、また時間も感じさせます。
伝統と今を生きる感覚が混じり合った、瀧田さんならではの視点であり、美術です。

ご高覧よろしくお願い致します。

プライスリスト

2017年藍画廊個展

会期
2020年4月13
日(月)ー15日(木)
11:30amー7:00pm(最終日6:00pm)

会場案内