タナベルン
♯風景
TANABE Run


タナベルン展
の展示風景です。



各壁面の展示です。



画廊入口から見て、左側の壁面です。



正面の壁面です。



右側の壁面です。



入口横の壁面です。

以上の18点が展示室の展示で、その他小展示室に4点、事務室壁面に1点の展示があります。
作品の詳細をご覧下さい。



左壁面、左端の作品です。
タイトル「凸 」(パネルにジェッソ、色鉛筆)でサイズ652×455(M15) です。



左壁面、左から2番目の作品です。
「駅のホームから」(パネルに布、ジェッソ、アクリル絵具、色鉛筆)で1330×1300mmです。



左壁面、左から3番目の作品です。
「春、夕方、山の上」(パネルに布、ジェッソ、アクリル絵具、色鉛筆 )で803×803mm(S25)です。



左壁面、右端の上下です。
上は「施設 2019 」(パネルに布、ジェッソ、アクリル絵具、色鉛筆 )で227×158mm(SM)、
下は「尾を引く」(パネルに布、ジェッソ、アクリル絵具、色鉛筆)で310×452×95mmです。



正面壁面、左端の作品です。
「本当は月が見えていた」(パネルに寒冷紗、ジェッソ、アクリル絵具、色鉛筆)で803×803mm(S25) です。



正面壁面、左から2番目の作品です。
「防音」(パネルに布、ジェッソ、アクリル絵具、色鉛筆)で1505×1123mmです。



正面壁面、右端の上下です。
左は上で「風が強い場所」(スタイロフォーム、板、布、ジェッソ、アクリル絵具、色鉛筆)で400×530×45mm、
右は下で「#ズーム #オレンジタイル」(パネルに布、ジェッソ、アクリル絵具、色鉛筆)で227×158mm(SM)です。



右壁面、左端、左から2番目の作品です。
左は「水を飲もうとした」(パネルに布、ジェッソ、アクリル絵具、色鉛筆)で158×227mm(SM)、
右は「窓のない塔」(パネルにジェッソ、アクリル絵具、色鉛筆)で652×455mm(M15)です。



右壁面、左から3番目、4番目、5番目の作品です。
左は「とびだしてる 3」パネルに布、ジェッソ、アクリル絵具、色鉛筆、オイルパステル)で273×220mm(F3)、
中央は「留守」(パネルに寒冷紗、ジェッソ、アクリル絵具、色鉛筆、オイルパステル)で333×333mm(S4)、
右は「生垣」(パネルに寒冷紗、ジェッソ、アクリル絵具、色鉛筆)で333×455mm(P8)です。



右壁面、左から6番目、7番目の作品です。
左は「あそこまで5分」(パネルに寒冷紗、ジェッソ、アクリル絵具、色鉛筆)で803×803mm(S25)、
右は「とびだしてる 2」(パネルに寒冷紗、ジェッソ、アクリル絵具、色鉛筆)で310×310mmです。



右壁面、右端の作品です。
「水平に横へ」(パネルに寒冷紗、ジェッソ、アクリル絵具、色鉛筆)で620×1360mmです。



入口横壁面、左端、右端の作品です。
左は「排他的」(パネルに寒冷紗、ジェッソ、アクリル絵具、色鉛筆)で803×803mm(S25) 、
右は「#ズーム #残り香」(パネルに寒冷紗、ジェッソ、アクリル絵具、色鉛筆)で880×880mmです。

〈作家コメント〉
なんとなく気になった風景を描いています。
出来上がった絵はいつも最初に見た風景そのものとは別物になっているけれど、
実在の景色が一枚の風景画になる間にある時間こそが大切なのかなと最近思っています。

タナベルンさんの絵画の多くは写真が基になっています。
カメラのファインダーを覗きながら、風景を切り取っていきます。
その時の切り取り方は、(実際はともかく)望遠レンズを使用した場合に似ています。
つまり、遠近感に乏しく、クローズアップしたような平面性の強い画面になります。
それが第一の特徴です。

そしてそれが絵画に移される時、より平面性が強調されて、現実の風景は二次元の世界に変化します。
色彩は淡い色合いで、温かみのある、彩度が低いものです。
これは主に色鉛筆の効果ですが、絵画のオリジナルティに寄与しています。
それが第二の特徴です。

タナベルンさんの絵画は、オーソドックスな絵画に見えますが、形式に嵌まることを巧妙に回避しています。
つまり、ちょこっとだけ逸脱していて、それが<今>の表現になっています。
具象画でもなく、抽象画でもない、二次元の絵になっています。
それが第三の特徴です。

描写した風景は有機と無機の組み合わせが多く、ともすればクール(冷たい)になりがちですが、どこか優しい。
それは作者の素直な視線の暖かさの表れです。
無理のない、等身大の表現で、すんなりと世界に入っていけます。
この若い作家が、今後もこのスタンスで制作を続けて欲しいと願うのは、わたしの第一の希望です。

ご高覧よろしくお願いします。

プライスリスト

2018年iGallery二人展
2019年藍画廊個展

会期
2020年2月17日(月)ー22日(土)
11:30amー7:00pm(最終日6:00pm)

会場案内