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藍 画 廊


水口英明展


水口英明展の展示風景です。
画廊入口から見て、正面、右壁面です。
作品はすべて、パネルに布をはり、ワックスとオイルパステルを使用しています。

左の三点は同サイズで60(W)×60(H)×4(D)cm。
右は90(W)×8(H)×4(D)cm。



次は右壁面と入口右(事務所裏)です。
真中はF4号。
右は90(W)×8(H)×4(D)cm。



左側壁面です。
左の二点は90(W)×8(H)×4(D)cm。
その右は上の正面の作品です。



その他、入口左に一点、入口芳名帳コーナーに二点、道路側ウィンドウに一点展示されています。
又、本展に対する水口さんのテキストが芳名帳コーナーに掲示されています。

TE・N・MO・KU

 身体に釘がハエテイル、刺さっているのではなくてハエテイル
のだ。むず痒く、小指の先でコリコリ身体を掻いている。
コソコソと、、、、、、、、、、、、、。

もし誰かが僕の身体に釘がハエテイルのをしれば、金槌を持っ
た者が現われ、全身の僕の釘を打付けるだろう。

唯、僕の夢はリセットすることができるので、金槌を持った者
が現われたらその夢を中断する。そしてネコの目の様な空の星を
見ている夢の途中まで引き返す。

僕の夢とネコの目の様な空は何時もつながっている様な存在な
ので、ソコに居ると自分の存在をも感じることができる。

唯、僕の身体には釘がハエテイルままなのだ



上は作品のアップです。

TE・N・MO・KUは、天目のことだと思います。
天目とは、(広く一般には)黒いうわぐすりのかかつたやきもののことです。
その文様は、水口さんの文章の「ネコの目のような空の星」に似ています。

「ネコの目のような空の星」は、銀河、宇宙ではないでしょうか。
作品に果てしない奥行きと動きを感じるのは、ソコが宇宙だからだと思います。

ご高覧よろしくお願いいたします。


会期


2002年6月10日(月)-6月15日(土)


11:30am-7:00pm(最終日6:00pm)



会場案内



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