藍 画 廊



酒井みのり展
あしたの双眼鏡
SAKAI Minori

酒井みのり展の展示風景です。



各壁面ごとの展示をご覧下さい。



画廊入口から見て、左側の壁面です。



正面の壁面です。



右側の壁面です。



入口横の壁面です。

展示室の展示は以上の7点で、その他小展示室に2点のドローイングの展示があります。
展示室の作品はすべてリトグラフです。
作品を1点づつご紹介致します。



左壁面、左側の作品です。
タイトル「カンヅメのみかん」で、サイズ60(H)×90(W)cmです。



左壁面、右側の作品です。
「まるエリのシャツ」で、60×90です。



正面壁面、左側の作品です。
「シャツのむねポケット」で、60×90です。



正面壁面、右側の作品です。
「セーターとマフラー」で、60×90です。



右側壁面、左側の作品です。
「シャツのそで」で、60×90です。



右側壁面、右側の作品です。
「くつしたのかかと」で、60×90です。



入口横壁面の作品です。
「イチバンうえのシャツのボタン」で、60×90です。


〈作家コメント〉

モノがあふれている今、私は大量生産されているモノをモチーフにし、ありふれたモノに価値を見出す。
なぜそんなモノに価値を見出すのか、それは私が大切だと感じるのが、とても遠いところにある見えない星をみつけることでもなく、
見たことのないたくさんの世界遺産でもなければ、誰かが信じている神様でもないから。
 私にとって価値があるのは、ただ繰り返すようなありふれた毎日だから。
カレンダーに連なっている1日1日は、変化のない同じ日々の繰り返しに感じるかもしれない、けれどそうではない。


酒井さんは探検隊の隊長です。
何の探検隊かといえば、日常の探検隊です。
装備は双眼鏡一つ。
それで日常をくまなく探検します。

クローズアップされた画面は何処にでもある日常です。
大胆な構図と鮮やかな色彩。
やはり、隊長は見る眼が違うようです。
さすがですね。

一見すると抽象画のような、酒井さんのリトグラフ。
タイトルを見て、しばらく眺めていると、なるほどと納得します。
視点がとてもユニーク。
そして版画の制限を逆手に取ったかのような、少ない色数による色面構成。
とても効果的です。

何よりも、楽しい版画です。
柔らかな発想とダイナミックでチャーミングな描写。
版画の特色(版の重なりなど)を活かした画面作り。
その代表作が「まるエリのシャツ」です。

日常のふとした風景を切り取って、デフォルメする。
その案配が意表を突いています。
このような探検の成果を見てみれば、日常は案外に捨てたものではありません。
サブタイトルの「あしたの双眼鏡」、言い得て妙です。
今日が楽しければ、あしたという日常もきっと楽しいのです。

ご高覧よろしくお願い致します。

2013年藍画廊個展


会期

2014年2月10日(月)ー2月15日(土)

11:30amー7:00pm(最終日6:00pm)



会場案内