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藍 画 廊


日韓○「円周のない円」展 東京


今回の藍画廊は、神奈川県民ホール・横浜市民ギャラリーで開催されている日韓○「円周のない円」・展出品作家有志による観覧者参加形作品を含めた小品展です。

展示風景です。



日韓○「円周のない円」展の展覧会主旨は以下になっています。

 この展覧会は2002年に日韓共同開催を予定しているワールドカップサッカー大会を記念して横浜の2会場で行われるものである。日本側は神奈川と東京を中心に活動を続けている13名の作家、韓国側は在日韓国人も含めてソウル、釜山、光州、群山などに住む11名の作家、合計24名による平面、立体造形、パフォーマンス、写真、映像など多方面の現代美術作品が展示される。双方の作家はいずれも内外で活躍する中堅から若手の世代に属しており、将来も期待できるパワーを持っている。 日本と韓国の現代美術の交流は1980年代に入って盛んになり、地理的・歴史的な近しさもあって作品の交流だけでなく近年は留学など人的な交流も盛んに行われるようになってきた。今回の展覧会を組織する日本側の作家の多くは、以前から日韓の交流展の経験を豊富に積んでおり、そうした実績を踏まえた集大成となる交流展といってもよい。そのために今回は特に展覧会だけでなく、市内の小中学生を対象としたワークショップや、神奈川・東京の画廊や美術機関と連携したアート・ラリーなどを計画しており、市民の参加が大いに期待できる内容である。また韓国側の作家を選んだ基準は、ひとつの都市に集中するのではなく、できるだけ範囲を広げて、韓国全土から出品してもらうよう手配したことである。この辺も日韓双方で国を挙げてサッカー大会を祝う趣旨に沿った企画内容である。

藤島俊会(財団法人神奈川芸術文化財団学芸員)



藍画廊での小品展に参加している日韓の作家は、
天利道子 工藤政秀 五島三子男 小宮彌榮子 沢田滋野 信木総一郎 出店久夫 
高橋勝 戸高千世子 中島けいきょう ヒグマ春夫 山本伸樹
崔 在昌  趙 採沃  KANG. Kum-Joo LEE. Na -Young NO. Eun-Hee 
です。

作品点数は現在26点ですが、今後増えることもあります。



平面、立体を問わず多様な作品が展示されています。
その中から、今回のこのページのご案内に協力をいただいた天利道子さんの作品をご紹介します。


この作品は、鑑賞者に韓国と日本のイメージカラーを選んでもらい、そのカラーチップを左右対称に貼っていくものです。
左が日本のイメージカラー、右は韓国のイメージカラーです。
カラーチップが増えていく様子は、天利さんのWebサイトで随時更新されています。


展覧会Webサイト http://isweb35.infoseek.co.jp/art/acyok/

ご高覧よろしくお願いいたします。


会期


2002年4月1日(月)-13日(土)

日曜休廊

11:30am-7:00pm(最終日6:00pm)



会場案内



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