藍 画 廊



OFFICE IIDA企画 菊池絵子展//新世代の視点2009「画廊からの発言’09」小品展
KIKUCHI Nuiko


新世代の視点2009の菊池絵子展(藍画廊)と同時開催で、OFFICE IIDA企画 菊池絵子展が開催されています。
OFFICE IIDAは、銀座一丁目の由緒ある奥野ビルの四階にあります。
狭いスペースですが、居心地の良い空間です。
展示風景をご覧下さい。



入口から見て、正面と左側の壁面です。
左から作品タイトル「南海、扉、軒下」(紙・鉛筆)で、サイズ400(H)×300(W)×10(D)mm、「湖、広場(冬)、スカートの型紙」(紙・鉛筆・色鉛筆)で500×400×10、「空、公園(夜)、食卓」(紙・鉛筆)で210×300×10です。



同じく正面と右側の壁面です。
左から、「死海、空、ワンピース」(紙・インク)で240×180×10、「広場、空、シャツ」(紙・鉛筆・色鉛筆)で100×150×10、「海、空、封筒」(紙・鉛筆・色鉛筆)で180×130×10です。



入口横左の壁面です。
「空、壁、弁当」(紙・鉛筆・色鉛筆・インク)で700×500×10です。
右の二点は左側壁面でご紹介した作品です。
以上の七点で菊池絵子展は構成されています。



正面壁面の「死海、空、ワンピース」です。
比重の低い死海で浮く、バカンスの夫婦と、ワンピースのファスナーと電線です。
背景の海と空と布地が境目なしに、紙と一体(同体)になっている絵子(ぬいこ)ワールド。



珍しくカラフルな右壁面の「海、空、封筒」です。
例によって、視点の違いやモノの大きさの無視などが、面白い効果を生んでいます。
ここでも、海と空と封筒が紙の中に溶け込んでいて、逆に紙の不思議さが浮かび上がっています。

さて次はギャラリーなつかb.pで開催されている、新世代の視点2009「画廊からの発言’09」小品展のご案内です。
この展覧会は、新世代の視点2009に参加している12の画廊が出品している小品展です。
展示風景の部分です。



藍画廊の壁面は入口から見て正面右です。
出品作品と作家をご紹介します。



左上から時計まわりに、上野茂都さん、内田かんぬさん、亀山尚子さん、友政麻里子さん、鈴木敦子さん、渡辺寛さん、菊池絵子さん、永冶晃子さんで、中心の二点の上から塩入由美さん、岡典明さんの作品です。
なおこのページの最上の小さな画像は、菊池絵子さんの展示作品「宇宙、庭、入口」です。

以上OFFICE IIDA企画 菊池絵子展と新世代の視点2009「画廊からの発言’09」小品展をご案内いたしました。

ご高覧よろしくお願いいたします。


「新世代の視点2009」公式Webサイト


OFFICE IIDA 菊池絵子展
会期:2009年7月27日(月)ー8月8日(土) 日曜休廊
12:00〜18:30
(最終日17:00)


ギャラリーなつか <新世代への視点2009関連企画 小品展> 
会期:2007年7月27日(月)ー8月8日(土) 日曜休廊
11:30〜19:00
(最終日17:00)