古屋真帆展の会場風景です。
モノクロームプリント(写真)作品八点とDVDビデオ作品(12分)一点で構成されています。
モノクロームプリントはポートレイトのようですね。
上のプリント作品にもう少し近づいてみます。
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少年のポートレイトです。 でも生身の人間ではないですね。 これは陶で作られた人形です。 この人形には一人一人名前が付けられています。 |
前回の古屋さんの個展は、陶製の人形を展示したインスタレーションでした。
今回は人形のプリントとビデオ作品になっています。
人形達は、古屋さんの願望を具現化したものです。
その中で、人形達はリアルなキャラクターとして存在しています。
そしていろいろな物語があります。
ビデオ作品にその一部を見ることができます。
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画廊入口から見て左側壁面に展示された「ユウスケ」くんのポートレイト。 サイズは73×62cm。 作品の左下のブルーはビデオのモニターの写り込みです。 |
左は「カオル」くん。 サイズは34×41cm。 右は「ユウ」くん。 サイズは41×34cm。 こちらの二点は右側壁面(事務所の裏側)です。 |
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一番上の画像は、左から「カオル」くん(52×60cm)、「リュウイチ」くん(40×46cm)、「リュウイチ」くん(73×62cm)です。
その他、入口芳名帳上と道路側ウィンドウにそれぞれ一点のプリント作品があります。
又、ブックレットにした作品も画廊内に置かれています。
これらの作品は独特のリアリティを有しています。
それは、古屋さんの空想がデフォルメされずに、かなり忠実に作品化されているからだと思います。
ですから、これは非常に個人的な物語です。
その物語の意味を、わたしは今考えています。
ご高覧よろしくお願いいたします。
2001年10月22日(月)-27日(土)
11:30am-7:00pm(最終日6:00pm)
会場案内
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