藍 画 廊


長坂真帆展
NAGASAKA Maho


長坂真帆展の展示風景です。



各壁面の展示をご覧いただきます。



画廊入口から見て、左側の壁面です。
左から、作品サイズF4(242×333mm H/W)、F3(220×273)、F4(242×333)、F100(1303×1620)です。



正面と右側の壁面です。
左から、F100(1303×1620)、F8(380×455)、F8(380×455)です。



右側と入口横の壁面です。
左から、F100(1303×1620)、F3(220×273)、F3(220×273)、F8(380×455)、F4(242×333)です。
以上の12点が主展示で、その他小展示室に4点、事務室壁面に2点の展示があります。
作品はすべて、キャンバスにアクリル絵具を使用しています。



左壁面の小品です。
海の景色に見えますが、それに限定して見る必要はありません。
自由に想像力を働かせて下さい。



正面壁面の作品です。
海か空の模様(様子)を描いたように見えます。
模様は、静止ではなく動きが主体になっています。
暖色の効果的な使用が、画面に変化を与えています。



右壁面の奥から三点目の作品です。
微妙な色の変化と筆跡が鮮やかな作品。



同じく右壁面の大きな作品です。
これは大気の様子に見えますが、スケールのある作品です。
光の在り方が主題でしょうか。



入口横壁面の作品です。
これも海景に見えますが、動的な描写がとても美しい作品です。
Webでご覧いただくには、上のような小品の方が実際の作品に近いと思います。


長坂さんは、綿布に染める作品を多く制作してきました。
描くというよりは、染み込むような技法を好んで使ってきました。
今回は綿布でなくキャンバス(麻布)で、筆で描くことと染めることの混合を試みています。

長坂さんは風景を描いています。
その風景が風光明媚であるかどうかは、関係ありません。
風景のプロポーションではなく、動きを描いているからです。
休むことなく変化している、風景の動き(ダイナミズム)そのものを画面で表現してます。

一見すると同じような青を基調とした作品が並んでいますが、画面の中に入ると、それぞれはまったく違います。
逆に、その青と表現の違いに驚きます。
雄大さと繊細さ、視点の違い、筆の使い分けなどなど。
見れば見るほど「絵」に魅せられます。

ご高覧よろしくお願いいたします。

2003年藍画廊個展
2004年藍画廊個展
2007年藍画廊個展



会期

2009年3月30日(月)-4月4日(土)

11:30am-7:00pm(最終日6:00pm)


会場案内