藍 画 廊



京橋3-3-8(1)
KYOBASHI 3-3-8


京橋の藍画廊は、入居しているビルの建替の為、2009年3月に銀座に移転します。
「京橋3-3-8」は京橋最後の展覧会として、1989年以降に藍画廊で発表された作家有志による小品展です。
出品は193名の作家の方々です。
例によって、まず大まかな展示風景をご覧いただきます。



画廊入口から見て正面と右側の壁面です。
平面、立体を問わず、壁面、床に作品が展示されています。



入口横右の壁面です。
絵画(ペインティング)にドローイングに版画に写真。
立体も様々な素材を使って制作されています。



左の壁面です。
天井の高い藍画廊の空間を活かした展示ですが、ご覧の画像では写っていない作品が多数あります。
入口の上、角の壁面、道路側ウィンドウ、芳名帳上とその横の棚と壁面などに多くの作品が展示されています。
今回は各壁面、各コーナーごとの撮影画像を掲載いたします。
多数の作品数により、作者名、作品タイトル、作品サイズなどのデーターは割愛させていただきますので、ご了承下さい。



まずは画廊入口の上の空間です、
平面が二点です。



左壁面の左(入口横左)の壁面です。
ボックスの作品や本の作品もありますね。
一応作品規定はありましたが、中にはまったく無頓着の作家もいらして、それはそれで面白いと思いました。
ええ、もう最後ですから堅いことはヌキにして、大いに作品を楽しみましょう!



左壁面中央の壁です。
上に亀がいますね。
平面の多い壁面ですが、わたし(iGalleryのふくだ)は展示に立ち合わなかったので、その様子が分りません。
作品数が多いので、予めの案はなく、搬入を受けながらその場で展示位置を決めていったのではないでしょうか。
作品数の割にはスッキリとした展示で、じっくり一点一点の作品を見ることが出来ます。



左壁面の右の壁です。
それぞれの個性があって、何点見ても見飽きません。
出品作家の方の年代には四十才以上の幅があると思いますが、作品だけではなかなか分りません。
グループ展で、年代別に分けて展示するというのはありますが、血液型別というのはないでしょうね。
壁面ごとにA型、B型と分ける。
冗談ではなく、意外と面白い試みかもしれません。



左壁面と正面壁面のコーナーの壁です。
平面が四点ですが、技法が全部異なります。



正面壁面です。
ここで反則を一つ。
作家名は記さないとしましたが、例外を一つ設けます。
壁面中央より少し右の上から二番目の青い平面。
モノクロームで少女の顔が描かれた作品です。

この顔、どこかで見たことがありますね。
わたしは知合いではないか勘違いして、しばし考えました。
そう、正解は北朝鮮の拉致疑惑の横田めぐみさんです。
作者は松本旻さんで、わたしの創形美術学校時代の恩師です。
相変わらずの鮮やかなお手並みに、感服いたしました。
(なお、壁面最下の左から二番目の黒い立体作品は、撮影後展示位置を変更しました。その他にも展示位置の変更が若干あります。)



上は床置きの作品で、左は左壁面、中央と右は正面壁面の下に展示されています。
以上で(1)は終りです。
続きは(2)をご覧下さい。